2009年9月過去ログ
- 2009年9月17日 「自然との共生」の捉えかた 2
- 2009年9月15日 「自然との共生」の捉えかた
それじゃあ、押し花を実際に作ってみました。
といっても、拾ってきた植物を押したのではなく、木とか金属とかで作ってみました。
赤い花は、檜を0.3mmくらいにスライスしたものです。
色は顔料です。
これも全部木です。
これも木です。
葉っぱのディティールを表現すること自体、
....あんまり意味がないかもです。
これは金属で作ったもの。
リアルなんですけど、リアルさを追求しても、
....あんまり意味がないかもです。
これも金属。
....まあ、見せ方にもよるんでしょうが、
本物に勝るものなし、といったところです。
植物を抽象的に捉えて表現するアーティストの手法を、取り入れようとも考えましたが、
結局のところ今回は、こういった自然のモチーフを、前衛的な見せ方でアプローチすることよりも、
いつものように、古いものを想い出として残す考え方の方がいいかなと思いました。
ただ今回のモチーフに関して思うのは、植物はとてもきれいだな、ということですんで、
リアルにやったり、抽象的に良くわからないようなものを、見かけだけ大きく見せたりしても
しょうがないかも、と考えさせられた次第です。
本物をどう残すか、どう大事なものと思ってもらうか、を考えてやってみようかなと、
今更ながらの、遅いスタートを切るのでした。
あっという間に夏が終わりました。
あっという間に展示会まであと2ケ月になってしまいました。
「自然との共生」と「物質の循環」というキーワードを掲げたのはいいのですが、
何を作ったらいいのか、まったく頭に浮かんできません。
いろいろ考えてみた結果、結局なんにも思い浮かんでこないので、とりあえず近くの雑木林に行って、
葉っぱやら枝やら何やら落ちてるものを、いくつか拾いに行ってきました。
まあ、まずは自然を感じようか、と。
7月のlucchiの展示会で、植物収集家の部屋を
イメージした空間にしましたが、
まさか自分たちが植物収集家になろうとは....
一応、葉っぱとかを板でサンドイッチして、
水分を抜いて、縮まらないように押してます。
いろんな表情がありますね。
まとめて押したもの
葉っぱ一枚0.1mmあるかないかでしょうか。
それなのにこのディティール。
大ちゃんがノープランで押しておいたもの。
い、以外といい感じの配置か!?
でも、押し花作るってのもなんだなぁ。
アンティークガラスにテキトーにフランス語で文字を書いて、葉っぱを挟んだもの。
枠を鉄で、ステンドガラスっぽく見せるかぁ...
どーかなー....どーしよう....。