2009年11月過去ログ
- 2009年11月30日 展示会が始まりました
- 2009年11月26日 「自然との共生」そして「物質の循環」へ 2
- 2009年11月17日 「自然との共生」そして「物質の循環」へ
- 2009年11月 8日 「自然との共生」の捉えかた 4
今年も残すところあと1ケ月というところで、みなさん忙しそうですね。
展示会の方はなんとか無事に始まりました。
額縁の押し花なんですけど、金属とかで作ってるんですが、本物の押し花だと思って
作品と気付かないで流して見る人がほとんどでしたんで、ちょっと残念です。説明不足でした。
これは自分でもいきすぎたものだと感じています。想像出来ない先の方へ行ってしまって、
ついていけないように感じるかもしれませんね。金属造形の今までの概念を捨てたものですから。
いろんな素材を組み合わせて攻めると、限界がないもんで、気合い入れて作り込みすぎたのかなぁ....。
彫像と植物のオブジェは、それぞれ半分ほど行き先が決まりました。
作家活動を始めてまだ間もないんですが、多くの方に興味を持ってもらって
ほんとうにありがたく思っています。それぞれ思い入れがあって、良かったなぁと感慨深いです。
もうしばらく会場に残させてもらいますが、その後届けますので、作品のことよろしくお願いします。
展示会はまだ始まったばかりで、まだまだ2週間もありますので、
とりあえずちらっとだけでも見ておいて下さいね。
hikeさんの家具はどれも素晴しいものばかりですので、ゆったりソファに腰掛けながら
鑑賞してみて下さい。
hikeさんの撮られた写真がとてもきれいですので、hikeさんのホームページも
見てみて下さい。
「押し花」 各1枚3,000円
自然のものを押しました。お持ち帰り品ですので、写真のものが
なくなっている場合があります。
今回の展示会では一番お手頃のものです。
「ステンドガラス入り押し花」 封筒サイズ各1枚14,000円
自然の押した花や葉を
ステンドガラスでサンドイッチしました。
こちらもお持ち帰りできます。
全部で5枚です。
はがきサイズのものです。
1枚10,000円になります。
こちらも全部で5枚です。
A5サイズ、全50ページの
カタログも作りました。
作品をいくらか以上購入された方には差し上げます。
いくら以上かは店員さんに聞いて下さいね。
全員の方に差し上げたいんですけど、
全部自作なものなので、ごめんなさいね。
明日が初日です。明日は会場にいます。あさっては遅くなってからですが1,2時間いる予定です。
日曜日は終日います。
主な作品は、展示会なので基本は最終日の13日にお渡しか、配達になりますが、
遠方から来られて購入される方でお持ち帰りをご希望の方は、お気軽にご相談下さい。
また、同じく遠方の方で、来られないけどカタログが欲しい方は、連絡を下さい。
金額が決まり次第お知らせします。アドレスは右上のカレンダーの下の「こちら」をクリックして下さい。
それでは、早い人は明日お会い出来ますね。
いつもネガティヴなんですが、今回はみんなの反応が楽しみです。
今までの展示会でお世話になった、GASAのみなさん、agreable museeのおふたり、hikeさん、
そして見に来てくれたみなさんのおかげで良い作品が出来ました。
あ、現代手工業乃党のみんなもね。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
作品がようやくいくつか仕上がってきました。
ようやっとです、ほんとに。
それにしてもまあ、今回に関しては「よし、これで行こう!」とならずに、
ズルズルとなんにも進まないまま、時間だけが過ぎていきました。
なんとなくはじめの頃に「こんな感じでいいかな」と思って作りかけていたものは、
全部最初から作り直したか、ゴミ箱へ行ってしまいました。
しかし、ここに来てひとつずつ仕上がるにつれ、
「お〜いいかもよ、これは」と思うようになって来ました。
まあ、スペソーの持ち味として、
いろんな素材をいろんな仕上げで
見せられるということなので、
作り込んでみようと、開き直ったことが
良い方に出たようです。
この押し花はA3サイズで、
全部で10枚作りました。
冒頭のはnasturtium officinaleで
和名オランダガラシ、クレソンです。
下はpapaver rhoaesで
ケシ科の一年草のヒナゲシになります。
9月17日のブログで載せた
最初に作った赤い押し花。
色に深みを持たせていくと
雰囲気ある仕上がりになります。
marlva sylvestrisという学名で、
アオイ科の多年草で
ウスベニアオイという花です。
crepis gymnopus キク科のフタタマタンポポです。
小さいのですが、中身は濃いです。
6素材で出来ています。
ウスベニアオイとタンポポはA4です。
A3より少ない6枚を予定してます。
会場のhikeさんは、欧州の良質なヴィンテージ家具やオリジナル、オーダー家具を扱っているお店です。
僕らのような仕事をしていれば、知ってる人も多いんじゃないでしょうか。
作品は、壁に飾れるもの、家具の上に置けるものが主体になっています。
額装した押し花は、壁に飾れなくても、家具の上に自立することが出来るようになっています。
自分でどう飾ろうかとか、イメージできる空間じゃないかなと思っています。
展示会のDMが出来上がりました。タイトルは「物質の循環」展です。
今回はスペシャルソースの名前が、大きく取り上げられてはいません。
「現代手工業家モリソンによる自然表現」となってます。
知らない人からしたら、「外人か?」と思うところなんでしょうが、思いっきり日本人です。
客観的に見たら、こういう名前の出し方がいいということなんですね。
今まで、あくまでもスペソーとして展示会をやってきたんですけど、
ここはそれに従って行ってみようか、ということになりました。
DMの写真は、植物を立体に立ち上げた最初のもので、モチーフは見ての通り「綿花」です。
いろいろ悩みましたが、これを創ることが出来て、自信をつけられたかな、と思います。
hikeさんが考えてくれたコンセプトの言葉のおかげです。
朽ちていく美しさ、途方もない時間の中で繰り返されるいのちの役割、そして循環。
人類にとって身近な素材である、鉄、木などを用いて、
世界の一部となる一瞬の果敢なさを表現した作品です。
これからDMを出す準備にかかろうと思ってますが、今までの展示会で記帳してくれた方以外で、
DMを欲しい方は、ご一報を。
今回も、初日の27日の金曜日にオープニングパーティーなどは行いませんが、
作品の素材、工程などの説明をちゃんとやろうかなと思っていますので、
作りに興味のある方は、是非来て見て下さい。