2011年12月過去ログ
- 2011年12月31日 2011年もありがとうございました。
- 2011年12月24日 at hike
- 2011年12月18日 『ケミカル展』最終日。
- 2011年12月15日 『ケミカル展』終盤になりました。
- 2011年12月12日 ヒツジグサ
- 2011年12月 8日 『3+Re2』vol.3
- 2011年12月 6日 『ケミカル展』始まりました。
僕らはあの3月11日の大震災の時は、名古屋に向かって東名高速の豊橋付近を走っていました。
長く感じられた春と夏が過ぎて秋が訪れると、暦は足早に駆け抜けていって、
いつの間にか大晦日を迎えています。
日常は再び動き出しているように感じていますが、
今年の最後は、鎮魂の火を灯しながら祈りを捧げたいと思っています。
スペソーの今年は、冒頭でも書きましたが、3月12日から名古屋は天白区にある
carafeさんにて開催された『春を謳う花展』が、今年唯一の個展でした。
大変な時期でしたが、carafeさんのご尽力のおかげで、
展示会自体、そして作品たちは、たくさんのお客さまに受け入れていただくことが出来ました。
皆さんのお気遣いや、楽しい語らいなど、本当に嬉しく思っています。
今年もまた暑い夏でしたが、『3+Re2 (スリートゥリー)GASA*concept room』もまた、
僕らにとっては、とてもアツいお店でした。
僕がこの仕事を始めるきっかけを作ってくれた友人がNYから一時帰国して、
5年振りに会えたのですが、このお店をすごく気に入ってくれた彼を見て、
とても嬉しかったですし、また頑張れると思いました。
スリートゥリーはこれからどんどん成長していくお店です。
僕らもこれからも心を込めていって、大事に育てていくお手伝いをしていきたいと思います。
また、白金台店では『ケミカル展』も好評のうちに無事終了出来ました。
samuloさんとの出会い、spologumさんとの絆も深められた、とても良い展示会でした。
今年は、たくさんの方たちに支えられて、守られた1年だったように思います。
おとといのBONYARI BARで、ふとそう思いました。
楽しい時間が、少しでも長くあるように、良いと思うものをどんどん作り出していきたいですね。
たくさんの人たちと手を取り合って、楽しく仕事をしていきたいと思います。
それでは皆さん、2011年も本当にどうもありがとうございました。
2012年もどうぞ宜しくお願いいたします。
『ケミカル展』を終えて、作品は数点ほどhikeさんにて展示していただいています。
昨年の『物質の循環展』と同じ時期ということで、今年もまた開催していると
思われる方もいらっしゃるそうです。
今年は彫像を彫れなかったので、だいぶストレスが溜まってしまいました。
爆発的な集中力と体力を要するので、現実的に無理だったんですけど、
身体が忘れてしまわないうちに、少しでものみを入れておきたいところです。
お問い合わせはhikeHPよりnewsページをご覧下さい。
www.hike-shop.com
最終日を迎えました。
間もなく17時よりプレゼントクイズの抽選が行われます。
皆さんは正解出来たでしょうか。
当選された方には、それぞれのブランドから景品が届きます。
スペソーは中くらいの四角いものです。
どうぞお楽しみにお待ち下さい。
また、スペソーからは別枠で、10周年の記念の展示会ということで、
ご記帳下さっている方の中から、厳正なる抽選にて1名さまに景品を差し上げます。
クイズに参加されていなくても大丈夫ですので、
もうワンチャンスございますので、お楽しみにお待ち下さい。
さて、その肝心なクイズの正解ですが、
どうやらスペソーの問題が難題らしかったですね。
この手の問題は、難しく考えてしまうと、
どうもわからなくなってしまうものです。
ほぼ正解の解答は多数ありましたが、
ドンピシャの方もいらっしゃいました。
意味があっていればOKでしたが、
地図には「アラモ伝道所」や「聖ザビエルの墓碑」など、
「教会」や「聖堂」以外もありますので、
それらを含めた共通の場所の総称である、
『Holy place』が正解となります。
2008年の夏に開催された『現代手工業展』にて、
聖人の彫像を制作しました。
これ以降、個展活動を開始しましたが、
相反するように、仕事以外の唯一の趣味であった、
「日本の教会をたずねて」に出かけられなくなって
しまいましたので、行きたいところに思いを馳せながら
制作したのでした。
また、今年は大きな災害に襲われ、
大変な年だったこともあって、
安息の地を求めてということで、
この解答にしたという理由もありました。
地図の中に記されている場所の中でも、
長崎県、浦上に関しては、
今回の聖地と災害とを重ね合わせて
思い起こさせる、特別な場所でした。
以前長崎について書いていた、
現代手工業のコラムを、参照してみて下さい。
それでは、『ケミカル展』にお越しいただいた皆さま、
遠方より、このブログをご覧になっている皆さま、どうもありがとうございました。
会を共にしていただいたsamuloさん、spologumさん、そしてGASA*の皆さん、
どうもありがとうございました。
さて、展示会の会期も残り少なくなりました。
今回の展示会は、ここ4回続いた作家としての個人名義の個展ではなく、
special sourceでの展示会でしたが、3つの意味があってのことでした。
1つは、今回の第一回目の『ケミカル』メンバーはイニシャルがSであるということ。
2つめは、3+Re2 GASA*concept roomオープンの年ということで、
『3』がキーワードになっていたので3人組でということ。
そして3つめは、スペソー10年の節目ということです。
今回制作した樹脂の作品は、アクリルではないため黄変していきますが、
出来るだけ自然光がたっぷり降り注ぐところに飾っていただけたらと思っています。
樹脂を少し白の顔料で濁らせているのですが、それは光を受けて輝くように見えるからです。
透明だときれいですが、一面が反射して眩しくなるだけで、
光を集めたように発光しなかったからです。
残念ながら会場では、自然光を浴びた姿をお見せ出来ませんが、
お持ち帰られた皆さまは、是非そうして置いてみて下さい。
さて、在店日です。
17日の土曜日の15時〜20時(モリソン、大ちゃん)
18日の日曜日の13時〜20時(大ちゃん)(モリソン17時〜)となりました。
また、プレゼントクイズの抽選は、最終日18日の17時となっております。
全問正解の方はかなり少ないようですので、ゲットのチャンスでもあります。
まだ来られていない方はもちろん、答案を宿題で持ち帰った方は、是非忘れずにお越し下さい。
皆さんの爆笑を誘った大ちゃんの送迎車は、まさかの大盛況のうちに無事終了しました。
ご乗車された命知らずの方々、つき合っていただいてどうもありがとうございました。
展示会は後半へとさしかかってきました。
あと一週間、どうぞよろしくお願いします。
昨年、コウホネという水生植物を制作しましたが、今回はヒツジグサを制作しました。
ヒツジグサはコウホネ同様、近年急速に減少し続けている、日本に自生している数少ない水生植物です。
その名の通り、未の刻(午後1〜3時)に開くので、この名前がついた花です。
この花は、小さなため池や湿原の中の池や沼に生育するようで、大きな池や湖では見られません。
ヒツジグサの水中葉は、雑食性の魚に食べられてしまうため、鯉などが放されているところでは、
冬期の餌不足の時期に、すべて食い尽くされてしまうので、どんどん生息域が狭まっています。
工房の近くの森林公園の中の池にも生息していたようですが、
鯉の放流とともに、姿を消してしまったそうです。
それにしても、この花は清楚でとてもきれいです。
梅雨の雨が一息ついた夕暮れ時の、濁った水面に浮かぶこの花を見た時には、
その声はとても澄んでいて、その視線はとてもピュアに感じられると思います。
ヒツジグサ
学名:nympaea tetragona
スイレン科スイレン属の水生多年草
日本に自生する植物が、
一回り小さくて清楚に見えるのは
どうしてなんでしょう。
そして、違う何かが入って来たら、
どうしてなくなっていってしまうんでしょうか。
どうやら日本にある美しさというものは、
奥が深すぎて、切なくなることが多いようです。
明日の13日火曜日は、
大ちゃんが在店の予定でしたが、
お願いしたらふてられてしまいましたので、
申し訳ございませんが、明日は不在になります。
18日最終日は僕は在店いたしますが、
それまでの在店日時は、また明日以降に
お知らせできると思います。
不在中にご来場下さった方々、
どうもありがとうございました。
お会い出来なくて申し訳ありませんです。
今回は、なんと言っても10周年ですので、
是非ご記帳しておいて下さればと思います。
どうぞよろしくお願いします。
『ケミカル展』も前半を終えて、中盤に入りました。
平日のお忙しい中、お越しいただいてどうもありがとうございます。
今回の『ケミカル展』の作品は、恵比寿南の『3+Re2』GASA*concept roomでも展示しています。
ある意味スペソー的には、このスリートゥリーの方が、ケミカルな感じかもしれませんね。
照明や細かい部品なども制作しているお店ですので、じっくり見ていただけたらと思います。
先日iphoneを始めてから、友達づてにNY在住の友人と、
久しぶりにコンタクトが取れるようになって、
年末に帰国するというメッセージが届きました。
展示会には間に合いませんが、
『3+Re2』には連れていきたくなります。
昨日、shawn&meguの久保田くんが、
歩いて向かいましたが、彼の感想を聞くと、
白金台のGASA *shopから恵比寿南までは、
なんとか歩けなくはないのですが、
季節がら、目黒から山手線の方が良さそうですね。
そこで、大ちゃん在店日の今度の10日の土曜日は、
白金台から『3+Re2』まで、送迎車出動いたします。
15:00 3+Re2 発
15:30 白金台店 発
17:00 3+Re2 発
17:30 白金台店 発
19:00 3+Re2 発
大ちゃんの運転はだいぶ危ないのですが、
10分弱の移動時間ですので、ご了承下さい。
乗車ご希望の方は、ショップスタッフまで
お気軽にお申し付け下さい。
今回出展した作品のうち、植物に関しては、だいぶ細かい造形など、作りに関しては、
行けるところまでは到達した感覚があります。
毎回、回を重ねるごとに作れなかった花が作れるようになるなど向上してきましたが、
これ以上作り込むことは、金属という特性と、時間と価格のバランスを保てないので、
現時点では不可能と考えています。
技術的な完成度では、これ以上の上乗せはできないのですが、
その分純粋に、それぞれの植物の良さを表現できればと思っています。
作品にはすべて通し番号が記されています。
額の作品だけで、いつの間にか100番を超えるまでになっていました。
皆さんのあたたかいご支援のおかげです。
本当にどうもありがとうございます。
また、ちゃんとした写真を撮影していないものが大半を占めています。
今後それらをまとめるなど、いろいろ検討しはじめなくてはならない状況になってきていますので、
メンテナンスも含めてご協力をお願いすることがあるかもしれませんが、
その際にはどうぞよろしくお願いします。
先週2日の金曜日から始まりました『ケミカル展』。
予想された悪天候でしたが、ご来場いただいた方々、どうもありがとうございました。
今回はsamuloさんspologumさんとGASA*さんにて、ファッションブランドの方たちとの、
展示会ということで、アウェーな感じを抱きながらの展示会でした。
しかしながら展が始まると、さすがにGASA*shopは隅々まで把握している
ホームグラウンドですので、そんな心配はすぐにどこかへ行ってしまいました。
入口から頭上を通るワイヤーには、
数々の実験クズたちが、無数のチリとなって、
宇宙の果てへと続いていくように見えます。
進むにつれて時間が加速するように、
spologumさんの宇宙に浮遊しながら
吸い込まれていくようです。
上へ進むと時間の感覚がなくなったかのように、
一瞬の静寂の宇宙があります。
しばらくするとsamuloさんのきれいな石たちが、
砂時計の初めのように静かに音をたてて、
ゆっくりと時間が流れ始めます。
今日現在の予定在店日時になります。
7日(水) 16時〜20時大ちゃん、モリソンどちらか
9日(金) 18時〜20時大ちゃん、モリソンどちらか
10日(土) 12時〜20時大ちゃん
11日(日) 13時〜18時モリソン
13日(火) 16時〜20時大ちゃん、モリソンどちらか
恵比寿南にある『3+Re2』(スリートゥリー)GASA*concept roomにも、
新作の樹脂や蝶の作品が展示されています。
また、過去の彫像作品などもございますので、この機会に是非お立ち寄り下さい。
展示会風景などはGASA*HP内のblogをご覧下さい。
2008年の年末に、このGASA*shopで個展活動を始めてから3年が経ちました。
いつも優しくて面白くて、楽しい時間を過ごさせていただいた国立のagreable museeさん。
自分自身と向き合うことの大切さを教えていただいたhikeさん。
恥ずかしくてまじめに受け止めたり与えたりが苦手だった、愛の大切さを教えてくれたgeodesiqueさん。
暖かい雰囲気で迎え入れてくれて、我が家のように団らんして語らい、
いろんなことに花を咲かせてくれて、今ではホームグラウンドの名古屋のcarafeさん。
そして、10数年変わらぬリスペクトで共に歩んで来たGASA*さん。
なんだか急に、とてもありがたく思いまして。。。
会場に脚を運んでいただいたすべての皆さんにも本当に感謝です。
おかげで、日々の創作活動を続けられているんだと強く思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。