2010年4月過去ログ
禁断の実を食べてしまったアダムとイヴは、降りしきる雪の中、
エデンの園から追い出されてしまいます。
そこに天使が現れて、「もうじき春が来るから絶望してはいけません」と2人を慰め、
冷たい雪をスノードロップに変えました。
「希望」「慰め」という花言葉は、そんなところから生まれたようです。
日本ではマツユキソウと呼ばれ、ヨーロッパでは雪の花と呼ばれています。
イングランド地方では、聖母マリアが生誕40日のキリストと宮参りをしたといわれる2月2日に
「キャンドルマス」が行われます。
イングランドではこの日、スノードロップを籠いっぱいに摘んできて、
家を清めるという風習があったそうです。
人が初めて持った希望が、スノードロップだったことを知ると、
年の初めにスノードロップを見るためだけにでも、山に登りたくなりますね。
スノードロップ 学名:leucojum galanthus nivalis ヒガンバナ科ガランサス属
素材:金属、木、アクリル絵具 額:スチール錆び仕上げ、ステンドガラス サイズ:A4
ボブ・ディラン最終日、行ってきました。
いや〜感動しました、アンコールの「ライク・ア・ローリング・ストーン」に「風に吹かれて」。
現代手工業乃党のwebサイトで『めざせロッキンオン』なるコラムを書かせてもらってますが、
恥ずかしながら、ボブ・ディランのライヴ、初めてでした。
「もしかしたら、これが最後の日本公演か?」なんてあおるもんですから。
それにしても、良かったです。シンプルで。
みんな同じ曲に聴こえるんですけど、なんかこう、味があって、深いんです。
自分のスタイルを早くから確立した人なんですが、
ずっと続けるってとっても大変なことなんですよね。
結果を求めるのは、人として仕方のないことなのかもしれません。
でも結果って、どうあれば満たされるんでしょうか。
結局、答えなんて誰も知らないんですよね。
the answer is blowin' in the wind
答えを探し、彷徨い続けること
石のように、転がり続けること
まんまるになって見つけることができるのかも
それでも、答えは風の中に。