2012年4月過去ログ
- 2012年4月28日 エタブルの子供服、木と革の鞄、アクセサリー in GASA*
- 2012年4月20日 ソフィーの世界
- 2012年4月17日 宇宙船を観に行ってきました
- 2012年4月14日 純潔の花
- 2012年4月11日 小さな春の花
- 2012年4月 9日 永井理明『 鉄のかたち 』
- 2012年4月 5日 road to atelier and gallary 1
今年もまたカレンダーに赤い数字がいっぱい並んでいるシーズンを迎えてしまいました。。。
スペソーチームは第一便の名古屋の現場を終えて、ゆうべの3時頃に東京に戻ってきましたが、
下り線は大井松田あたりから、早くも渋滞が始まっていました。
あれだけ混んでいると、どれだけの時間を消費するのかと考えてしまいます。
休日とはいっても、休んでいる時間よりも移動している時間の方が多そうで、
なにをしているのかわからなくなって、ぐったりしてしまいそうですね。
子供がいる方は大変です。あの中に行かなくてはならない義務感みたいなものがありますから。。。
白金台GASA*shop、そして恵比寿の3+Re2では、子供と大人のための
洋服やアクセサリーなどを提案するブランド『Eatable of many orders』の展示会が
開催されています。
写真は3+Re2のものです。
3+Re2では、木と革の遊び心あふれる鞄やお財布、ベルトなどのアクセサリーなどが
いろいろありました。
どれもよく考えられていて、楽しくなってしまうものでした。
白金台では子供服やおもちゃ、そしてもちろん大人のための洋服などがあります。
白金台のお店のすぐ近くには、いつも子供たちのはしゃぐ声が聞こえる広い公園もあります。
こよみが赤印だからといって、皆さんもそれぞれに何かとお忙しい役回りかと思います。
そんな中でも、ほがらかな気分でつかの間の休日をお過ごし下さい。
展示会インフォメーション:http://gasa.co.jp/category/information/
各会場の店舗の模様はこちら:http://gasa.co.jp/blog/
黄金長方形から短辺を一辺とする正方形を取り除くと、残る部分はまた黄金長方形となる。
これを繰り返すと、黄金長方形は無限個の正方形で埋め尽くされる。
黄金比率に関しての著書をいくつか読んだことがありますが、
黄金比は、歴史的建造物や美術品に限らず、植物の葉や巻貝の中などの
自然界にこそ、多くの美しい黄金比を見つけることが出来ます。
この数学的な美意識は、自然哲学や数学などにおける空間の概念から、
神学的な世界観なども包容して、多くの芸術家に、表現の美をもたらしています。
植物を観察するにあたっても、いろいろな数の存在に遭遇します。
花の花弁の数には、じつに奇妙なパターンが存在しているんです。
ほぼすべての花について、花弁の数は3、5、8、13、21、34、55、89という
奇妙な数列のいずれかの数の一つ、またはそれぞれの倍数が多いようです。
たとえば、ユリの花弁は3枚か6枚、キンポウゲは5枚、多くのヒエンソウは8枚、
マリゴールドは13枚、アスターは21枚、ほとんどのデイジーは34枚か55枚、もしくは89枚です。
これらの数字には明確なパターンが存在しています。
少し頭をひねらなければそのパターンはわからないのですが、
いずれの数字も、その前の二つの数字を足したものになっています。
これはフィボナッチ数列と呼ばれているもので、
再帰的プログラミングの例題としてもよく使われています。
ですが、この数列は人が心の中で描いただけでなく、自然の中に存在しているものです。
もちろん「数」は人の発明ですが、この「数」で世界を覗くと世界の不思議な姿が見えてきます。
数は数だけであるのではありません。
数えられるためには、物・事を分けて考えなければいけません。
抽象することで物・事の背後に隠されている何ものかが見えてきます。
この何ものかを発見し、表現する。
そして、その発見はいつも美しいものです。
ソフィーは、自然界が生み出す深層美がそこにあることを、知っている人です。
そんな彼女の、自然の中にある様々な不思議を意味するラテン語「Milabilia Naturae」をテーマにした
ブランド『CVM PATIENTIA(クン・パシエンシア)』の日本で初めての展示会が、
中目黒は青葉台にあるGEODESIQUEにて開催されています。
『CVM PATIENTIA(クン・パシエンシア)』は彼女らしく、
ゆっくりと時間をかけるという意味だそうです。
彼女の世界に惹き込まれて、感心させられる展示会です。
会期は3日間延長されまして、5月2日までとなっております。
皆さんもお近くにお越しの際は、訪れていただければ幸いです。
http://www.geodesique.co.jp/news/index.php
日本橋の蛎殻町で行われている、小川由利子さんの展示会を観に行ってきました。
今回の目玉はなんと言っても宇宙船です。
現代手工業コラムで紹介されていたのを見てしまってからのこの数日間は、
毎日のように夢に出てきていたのです。
まったく期待を裏切らない、素晴しいほどの
小川ワールド全開というか、まさに小川さんの
宇宙空間がそこには広がっていました。
たくさんの宇宙船が飛び交い、というよりは
少し地球でのんびりしているようでした。
今回は、宇宙船の中にもいろんな宇宙人たちが
たくさんいたり、鳥や動物たちも楽しそうでした。
また自画像のお皿やなどもとても素晴しかったです。
お皿は宇宙船ですが、染付らしくきれいな唐草です。
そして船内にはにこやかに手を振る宇宙人が....
素晴しいマッチングです。
展示会は今週末まで行われています。
日本橋銀座界隈では、器やアートの展示会が賑わってきています。
お近くにお越しの際は、是非癒しの宇宙空間へお立ち寄り下さい。
絶妙な無重力感が待っていますよ。
Knut ceramic studioサイト:http://www.knut.jp/
san ai gallery : http://www17.plala.or.jp/san-ai_gallery/
悄然と高地の風に揺られている白い花影は
どれも孤独に見えて 小柄でひ弱そうだった
近しい陽の光をいっぱいに浴びて
きらきらと輝いてみえる花姿は
賑やかな同族の群れにそむいて
うつむき加減に咲くときもあった
神の祝福を受けた無垢な花は
授かった一握りの勇気で
共に歩むものたちの行き先を照らすために
澄んだ白であり続ける
世界が色彩を失ったとしても
その白さは永遠に消えることのない
気高く毅然とした白い花
誰もが憧れ 淡い心のうずきと一緒に
その胸に甦らせる 純潔の花
エーデルワイス
学名:Leontopodium alpinum
ヨーロッパと小アジアの高山に咲く花で、
日本のミヤマウスユキソウと近縁。
名前はドイツ語のEdel(高貴な)Weiss(白)
に由来します。
スイスでは乙女の生まれ変わりとされていて、
アルプスの男たちがその白い花を帽子に飾るのは、
最も美しい乙女を妻に迎えたいという思いを
表しているそうです。
この花を、今日4月14日にウェディングを迎えた
友人に捧げたいと思います。
" Congratulations on marriage,
with a blessing of God ! "
目黒川近くと国立の現場に入っていますが、両方共にサクラの名所だけあって、
たくさんのサクラが咲いていて、連日混雑しています。
この時期は、たくさんの人が花を見るんですが、
ほぼサクラを見上げています。
確かに、お花見というのは、サクラくらいのものですから、
仕方がありませんし、これだけたくさんのサクラが咲いている姿ほど、
春を感じさせてくれるものはありません。
それにしても、サクラが咲き出すとたくさんの春の花たちが
咲いているのに気付いたりします。
現場の前の歩道のコンクリートの隙間には、
きれいな紫色をしたスミレ(ニオイスミレ?)が咲いていました。
上を見上げてサクラを見ているととても気分がいいものです。
でも見続けているとちょっと疲れてきますから、
そんな時は少ししゃがんで目線を下げて見て下さい。
スミレやタンポポ、カタバミにオオイヌノフグリなどなど。
小さな小さな花たちが、楽しそうに咲いているのを見るのも、
とても気分がいいものです。
先日の土曜日に、友人の永井理明さんの展示会に行って来ました。
会場は砧公園近くのお花屋さん「フルール ド ショコラ」さんのアトリエです。
このアトリエ自体も、永井さんが手がけていて、スケルトンの空間に、
木の大きな扉やサッシなどが、バランス良く構成されています。
それらが、細い鉄の角鋼のストラクチャーから
吊られ、浮遊していました。
自分が作った空間の中でのインスタレーション。
素晴しかったです。
大ちゃんもとても感心して、嬉しそうに見入っていました。
向かいにあるショコラさんのお店には、
春を待ちわびていた花たちが並んでいました。
店内をジロジロと見ていると、
奥にすごく小さくてかわいいオダマキが。。。
さらにジ〜っと見てしまいました。
帰り際に、オーナーの古賀さんから
そのオダマキをいただきました。
気を遣わせてしまってすみませんでした。。。
気になるものを何でもジ〜っと見てしまうクセを
直したいんですが、なかなか直せません。。。
とても素敵なお店です。
お近くにお越しの際は、是非立ち寄ってみて下さい。
フルール ド ショコラ:http://www.niiq.com/chocolat/
先日エイジングの時に、少しお話しましたが、
物置状態と化していました工場の2階をきれいにして、
作品を閲覧していただけるようにしたいと思っています。
その前に、このブログをHPとしてリニューアルして、
エイジングテーブルも天板だけや、ガラスケースのガラスなしのもの、
建具金物やエイジングセット、額縁のフレームなど、
それぞれでいろいろな対応や使い方のできる一点ものなどをご注文して
いただけるようにしようと思っています。
その方が、価格をグッと低く出せるからです。
もちろん、家具や什器としてそのまま使用できるものも制作します。
このあたりのプロダクトに関しては、リニューアルまでの仮ページとして
facebookページにて、プロダクトの写真、プライスなどをアップロード
していく予定です。(販売はHPリニューアル後になります)
というわけで、とりあえず、ですが、
隣のアパートとの境界がないので、大ちゃんがブロックを積みました。
今月の現代手工業コラムで、大ちゃんがもう少し写真をアップしていますので、
ご興味のある方は、そちらもご覧下さい。
こんな感じで完成までだいぶ長い道のりのような気がしますが、どうぞよろしくお願いします。
「今年の展示会の予定はまだ決まりませんか?」という問い合わせがありました。
そう言えば、年頭に何もお伝えしていなかったことに気付いていませんでした。
次回のこのブログでお伝え出来ると思いますので、もうしばらくお待ち下さい。