2011年3月過去ログ
some e-mails from foreign people came to arrive recently.
It is the answer to common question from foreign people.
Q : Do you work alone ?
Is the special source a company name ?
A : I work in two people.
special source is a personal business not a company.
Q : Excuse me, would you teach your name ?
A : My name is Morison Kobayashi.
Q : Are you a Japanese ? or which of your parents is a foreigner ?
A : I am a Japanese. I am sorry, but the question about the name is disgusting
because I am often asked by a Japanese.
Q : Do you do what kind of work ?
A : We perform work such as interior decoration,exterior work,hardware construction,
furniture production, the production of personal ornaments.
Q : The work of plant looks like the pressed flower of antique.
What kind of material, how do you produce it ?
A : It is made all with metal.
I use some metal, but most are iron.
Q : How is there the coloring ?
A : I use the various paint. I am sorry, but the concrete thing is not taught.
Q : Do you make the glass ?
A : The stained glass which I imported from USA(spectrum).
I used it, but changed it into a German because it was stopped producing.
Q : Which is the work sold in ?
Can you buy it on the Internet ?
A : Because all the works make only one, it is sale of only at the time of exhibition.
Q : Is there the plan of the exhibition abroad ?
A : Unfortunately, We are not famous so as to go to the foreign countries.
Q : Do you make the sculpture with a tree ?
Did you make the Balljoint Doll ??
A : Yes, I have made it all.
Q : I think that are serious, but would write the English sentences jointly ?
A : I am not good at the English, I make an effort.
The people seem to have the similar question.
I surely think that the explanation in the English is necessary.
I answer as far as it is answered for a question.
Please write it in the title in this way not to be wrong when send an e-mail ;
[to Morison] or [to special source].
our e-mail address:spesou@yahoo.co.jp
Then thanks in advance for your help.
フリージアとスイートピーには、甘酸っぱい香りのイメージがあります。
本当は酸っぱくはないんですけど、甘い想い出だけではないからかもしれません。
3月の終わりは、卒業式の季節です。
別れゆく先輩たちへ後輩たちから送られる花束には、
フリージアとスイートピーがありました。
今ではもっと見栄えのする、豪華な花が多くなっているようで、
あまり見かけなくなってしまったのかもしれません。
被災地でも、ようやく卒業式がとり行なわれていました。
多くは避難所になっている体育館で、式自体はとても簡素でしたが、
これほど印象深い生徒たちの言葉や、歌を聞いたことはありませんでした。
僕らの時は式の進行とともに、別れを惜しむ思いから、
明日への希望へと気持ちは変わっていったと思うのですが、
被災地の生徒たちは、心の底から別れを惜しんでいるように見えました。
本当にたくさんの別れを悔やんで、彷徨って、仲間たちと手を取り合って、
迷わないように必死になっている姿は、切なくなるほどに純粋でした。
小さなつぼみをいくつもつけて次々と咲いていくフリージア。
蝶のように羽ばたくような花をいくつも連なってつけるスイートピー。
ともに長い間咲いてくれる花です。
今回制作したこの2つの花は、門出を祝うという意味を持つ花でしたが、
若々しくも可憐に、つながって咲いているこの花姿を見ると、
あの純粋な生徒たちの、支え合う姿と重なって見えてきます。
僕にとってこの2つの花は、新しい意味を持つ花になりました。
スイートピー
学名:Lathyrus odoratus
和名:麝香連理草(ジャコウレンリソウ)
マメ科レンリソウ属
フリージア
学名:Freesia refracta
和名:浅黄水仙(アサギスイセン)
アヤメ科フリージア属の球根植物
名古屋のcarafeさんにて開催されている「春を謳う花展」は、
震災による影響が心配されていましたが、carafeさんをはじめ、
みなさまのおかげで、なんとか順調に運んでいます。
マリア様に神の子の受胎という奇蹟を伝えている絵姿を、
ご存知の方も多いと思います。
西洋では旧約聖書の時代から、清純な女性に例えられてきた白いユリは、
聖母マリアの純潔のシンボルとなりました。
日本は世界でもっとも多くの百合が自生している国です。
中でも笹百合は、学名のLIlium japonicumの通り、日本を象徴する百合です。
ほのかに桃色がかった花色は、横顔、斜め、後ろ姿と、
どこから眺めても優美な姿をしています。
そして、優美でありながらも毅然とした近寄りがたさを持っています。
神様に捧げるのに、この百合くらいにふさわしい花はないように思えてきます。
心の闇を優しく照らす神様の花、笹百合。
そっと一輪いけるだけで、
あたりの空気は清められていきます。
神懸かり、強い意志が宿り、闇を祓い、
生きる意味を、呼び覚ましてくれる花です。
笹百合
学名:Lilium japonicum
ユリ科ユリ属の球根植物
笹百合の自生しているところは、
年々減少しています。
奈良の大神神社、京都の宗蓮寺、
岐阜と長野の県境にある富士見台高原
などが有名です。
また、6月17日に奈良の率川神社で行われる
「三枝祭り」は、巫女が笹百合をかざして、
神楽を舞う神事が、古来より続けられています。
「春を謳う花」展は、名古屋carafeさんのおかげで順調に開催されています。
首都圏からも、脚を運んでいただいていると聞いています。
心配事の多い時期に、どうもありがとうございます。
carafeさんのブログにて、展示会の模様を見ることが出来ます。
www.carafestaff.comとwww.carafediary.comともにご覧下さい。
今回も作品の写真や花たちのことなどを
綴ったものをまとめたカタログを、
ノベリティとしてご用意しています。
また、会場では今回のものと、
「球根草花展」「物質の循環展」の
ノベリティも置いてありますので、
是非ご覧下さい。
今日は朝早くから、目黒区の現場に行ってきました。
ガソリンが不足しているせいか、246号はお正月並みに空いていました。
現場のオフィスの階段には手摺がありますが、フラットバーが2本流れているだけで、
かなりスカスカで危ないということで、現状復帰出来るような形状で、
柵を制作して取付けてほしいという依頼を受けていました。
現代手工業の仲間のノッチョさんの
お客さまからの依頼で、
ノッチョさんが、図面を引いてくれたり、
打合せをしたりしてくれていて、
取付にも来てくれました。
ステンレスのボルトを8本、1スパン
計4ケ所をきっちり締め付けます。
大ちゃんと、ノッチョさんのところの
リョータくんは、取付けた柵の
タッチアップをしています。
3階の踊り場から下を見ると、
柵が無かったら確かに怖いです。
先週の金曜日に、展示会の準備で名古屋へ行く途中、浜松あたりで
地震があったようで、carafeさんに着いてから地震のことを知りました。
展示会の準備を無事に終え、本来は一泊して初日にお店にいようと
思っていましたが、電話がまったくつながらず、心配で東京に戻ることにしました。
道中、東名高速が大津波警報により通行止めになっていて迂回しましたが、
車が全く動かない状態で、結局10時間かかって、朝に戻ることが出来ました。
被災地は言葉にならないほどの状態で、都内も見えない不安に襲われています。
それでも皆さんが日常を守るために仕事をしています。
エネルギーが限られる中で、ペースダウンをしていますが、
僕らも頑張って続けていきたいと思っています。
「誠実」「ひかえめ」という花言葉を象徴するスミレは、「美」のバラ、
「威厳」のユリと並んで、ヨーロッパではとても大切にされています。
下向きに咲くスミレは、気恥ずかしそうな風情でありながら、
立ち上がろうとしているような、たくましさも感じられる花です。
花茎を支える距と呼ばれる突起があり、花の均衡を保つ重りの役割を
果たしているからでしょうか。
スミレは本当に心惹かれる、思いの深い花です。
スミレ(菫)
学名:Viola mandshurica
スミレ科スミレ属
僕が住んでいた相模大野では、
近所の空き地の片隅にスミレが咲いていました。
ほどなくして空き地はなくなって、
コンクリートで固められてしまいました。
それでも、僅かなコンクリートの割れ目から、
しばらくは、スミレが顔を出していました。
あれから30年。
忘却の彼方に消えていったスミレは、
鮮やかな紫色そのままに、
今も記憶の片隅で、
ひかえめに咲いているようです。